エア
Ea
ギルガメッシュ叙事詩に出てくるシュメール・バビロニア神話の神。「アンシャル(Anshar)」と「キシャル(Kishar)」の間に生まれた神であり妻「ニンフルサグ(Ninhursag)」との間に「マルドゥーク(Marduk)」を生んだ。シュメール地方では「エンキ(Enki)」と呼ばれる。エンキというのは「大地の主」という意味で、またエアという名は「水の家」を意味する。「アヌ(Anu)」、「エンリル(Enlil)」とともにバビロニア・パンテオンの三体一座をなす水神。魚の尾を持つ山羊で象徴される男や、肩から水を噴出す男、或いは手に瓶を持つ男の姿で表現される。地底の大洋「アプス(Apsû)」の支配者で知恵、豊穣、医術、芸術、彫刻を司る。そのため、大工、石工、貴金属細工師の保護神とされる。人類の友であり、神々が洪水を起こした時は、ウトナピシュチムに箱舟を作らせて人間を救った。
![エアレーの画像[1]](/img/space.png)