エレシュキガル

エレシュキガル

Ereshkigal

シュメール神話において、大地の甘い水に下に位置する、乾燥したちりだらけの土地「クル・ブ・ギ・ア(帰還することのない大地)」を支配する「死の女主人」。「天の女主人」「イナンナ(Inanna)」とは姉妹であるが、イナンナが光であるのに対し、正反対の闇の性質を持っている。バビロニア神話では「ネルガル(Nergal)」の妻であり、地下の悪魔である「ガルラ(Gallas)」は彼女の配下である。イナンナは姉であり敵であるエレシュキガルの支配する土地に訪れて、自分の権威を主張しようとしたが、逆に素っ裸にされ、屍体として杭につるされた。イナンナは「エンキ(Enki)」(エア)に「生命の食物」と「生命の水」を与えられて復活することができたが、ガルラたちはイナンナに付きまとって、その身代わりが見つかるまで離れなかったという。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-01