神秘主義を信奉する哲学者であり錬金術師であったアウレオルス=フィリップス=パラケルスス(1493~1541)の提唱した四大元素(風、地、火、水)をそれぞれ司る精霊のグループの総称。「風」はシルフ、「地」はノーム、「火」はサラマンダー、「水」はウンディーネが司る。また「動物」を象徴するフォーン、「植物」を象徴するドリュアドの二つグループも自然を二分して象徴する精霊達としてエレメンタルに含まれる。これらの精霊達は元となった民間伝承や神話に登場する精霊たちと必ずしも性格が一致しないが、四大元素の考え方と共に広く受け入れられた。