日本記紀神話において、初代天皇である「神武天皇(じんむてんのう)」の神話上の名。「古事記」では「神倭伊波礼毘古命」のほか「若御毛泥命(わかみけぬのみこと)」、「豊御毛泥命(とよみけぬのみこと)」など、「日本書紀」では同訓で「神日本磐余彦尊」のほか、「神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといわれびこほほでみのみこと)」、「狹野尊(さののみこと)」、「磐余彦尊(いわれびこのみこと)」などの別称がある。鵜葺草葺不合命と玉依毘売命の間に生まれた子であり、兄弟には五瀬命、稲氷命、御毛沼命がいる。
- 関連項目
- 生島神
- 賀茂建角身命
- 邇芸速日命
- 生石大明神
- 塩椎神
- 八咫烏
- 姫蹈鞴五十鈴姫命
- 櫛御方命
- 健磐龍命
- 夏高津日神
- 玉留魂神
- 高倉下命
- 水無神
- 水佐々良比売命
- 大国玉命
- 天日別命
- 伊勢都彦命