絵本百物語(23件)
桃山人
1841年(天保12年)
竹原春泉斎の挿絵による妖怪画とその説明によって構成された百物語怪談本の一種。伝承上の妖怪だけではなく、江戸時代の俗信や言葉遊びを元とした妖怪も含まれている。
諸国里人談(9件)
菊岡沾凉(きくおかせんりょう)
享保年間に出版された、著者が諸国を巡って集めたという、奇談や怪談を集めた文献。
鳥山石燕(43件)
1712年(正徳2年)- 1788年(天明8年)
江戸時代の画家・浮世絵師。自身の画集を通じて名前のなかった妖怪に名前を付けたり、姿がはっきりしなかったものに具体的な姿を与えたりした。また石燕自身が創作した妖怪も数多く存在する。
- 片輪車
- 画図百鬼夜行
- 鳥山石燕
1776年(安永5年)
「鳥山石燕」が最初に刊行した妖怪画集。「陰」「陽」「風」の上中下3巻で構成され、名前に反し「百鬼夜行絵巻」より、多くは既存の民間伝承の妖怪を取り上げている。
- 青坊主
- 赤舌
- 網剪
- 海座頭
- うわん
- おとろし
- 元興寺
- 加牟波理入道
- 木霊
- 精螻蛄
- 叢原火
- ぬっぺ坊
- ぬらりひょん
- 塗仏
- 濡れ女
- 家鳴
- 今昔画図続百鬼
- 鳥山石燕
1779年(安永8年)
「鳥山石燕」の2作目の妖怪画集で「画図百鬼夜行」の続編として刊行されたもの。「雨」「晦」「明」の上中下3巻で構成される。芸能で知られた妖怪や説話集から採ったもの、また石燕の命名、あるいは石燕創作と思われる妖怪もみられる。さらに中国の妖怪もみられる。前作とは異なり絵に文章が書き添えられている。
- 以津真天
- 陰摩羅鬼
- 金霊
- 川赤子
- 寺啄
- 百々目鬼
- 輪入道
- 今昔百鬼拾遺
- 鳥山石燕
1781年(安永10年)
「鳥山石燕」の3作目の妖怪画集。「雲」「霧」「雨」の上中下3巻で構成される。「和漢三才図会」などを参考にした中国の妖怪や芸能に見られるもの、および石燕創作とおもわれるものがみられる。前作と同じく絵に文章が書き添えられている。
- 青行燈
- あやかし
- 煙煙羅
- 白粉婆
- 朧車
- 岸涯小僧
- 毛羽毛現
- 倩兮女
- 燭陰
- 蜃
- 人面樹
- 泥田坊
- 人魚
- 蓑火
- 目目連
- 百器徒然袋
- 鳥山石燕
1784年(天明4年)
「鳥山石燕」の4作目の妖怪画集。上中下3巻で構成され、既存の「百鬼夜行絵巻」などに登場する妖怪を題材としたものが多く、これらに絵とともに名前や説明を付したものとなっている。
- 雲外鏡
- 栄螺鬼
- 塵塚怪王
- 文車妖妃
和漢三才図会(11件)
寺島良安(てらしまりょうあん)
1712年(正徳2年)
中国の類書「三才図会」を手本として、和(日本)と漢(中国)の文化、生物、地理、人物などをまとめた百科事典。