ヴィシュヌ
Visnu
ヒンドゥー教ヴィシュヌ派の宗教的信仰の中心として崇拝され、「シヴァ(Siva)」、「ブラフマー(Brahma)」と共に三神一座(トリムールティ)を成す神。「ラクシュミ(Lakshmi)」を妻とする。元来は太陽神で、天界を三歩で歩くといわれ、愛の神として信者に平等に恩恵を与える。次第に神としての地位を高め、三界を支配する諸神の最高神になった。宇宙を維持し世界を救済するため「マツヤ(Matya)」(魚)、「クールマ(Kurma)」(亀)、「ヴァラーハ(Varāha)」(猪)、「ナラシンハ(Narashinha)」(人獅子)、「ヴァーマナ(Vamana)」(小人)、パラシュラーマ、ラーマチャンドラ、「クリシュナ(Kṛiṣṇa)」、ブッダ、「カルキ(Kalki)」の10種の化身(アバターラ)で世界に顕現し、慈悲を持って人々を導くという。主に若く美しい青年の姿で表され、青い体に4本(二対)の腕を持つ。「ガルダ(Garuḍa)」に乗った姿や「アナンタ(Ananta)」に護られた姿で表されるときもある。また三神では正面にブラフマー、右にヴィシュヌ、左にシヴァを配す。
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