大自在天

大自在天だいじざいてん

Maheśvara

インド神話に登場する「シヴァ(Siva, Shiva)」の別名、「マヘーシュヴァラ(Mahesvara)」(="偉大な支配者"の意)が仏教に取り入れられ、単体の神として信仰を受けるようになったもの。「世界を意のままにする」という意味で大自在天、「自在天(じざいてん)」と称する。またマヘーシュヴァラの音訳から「摩醯首羅(まけいしゅら)」、「摩醯徑伐羅(まけいけいばら)」、「摩醯莎羅(まけいしゃら)」、「摩醯首羅天(まけいしゅらてん)」とも呼ばれる。「大黒天(だいこくてん)」と同一視されるほか、「十二天(じゅうにてん)」の一尊である「伊舎那天(いしゃなてん)」は大自在天の忿怒身であるとも伝えられる。仏法守護の神として特に密教で篤く信仰される一方、仏教に敵対する外道の最高神ともされた。

一面三目八臂で天冠を戴き、白牛にまたがり、三股戟を手にした姿が一般的だが、その他に二臂、四臂、十八臂の像も存在する。中国では三面八臂の姿でも描かれる。

種字は「म(ma)」、「रु(ru)」、三昧耶形は三股戟

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  • This Page Last Updated: 2026-02-24