禁闕守護の三十番神

伊勢神宮の伊勢天照皇大神（→天照大御神）のことで、本地を大日如来とする。

石清水八幡宮（→八幡神）の石清水八幡大菩薩のことで、本地を阿弥陀如来とする。

下鴨神社（賀茂御祖神社、賀茂建角身命）と上賀茂神社（賀茂別雷神社、賀茂別雷命）の賀茂大明神のことで、本地を釈迦如来とする。

松尾大社の松尾大明神のことで、本地を毘婆尸仏（びばしぶつ）とする。

大原野神社の大原野大明神（大原大明神）のことで、本地を毘婆尸仏（びばしぶつ）とする。

春日大社の春日大明神のことで、本地を釈迦如来とする。

平野大社の平野大明神のことで、本地を観音菩薩とする。

日吉大社東本宮の大比叡大明神（大国主神）のことで、本地を釈迦如来とする。

日吉大社西本宮の小比叡大明神（大山咋神）のことで、本地を薬師如来とする。

日吉大社宇佐宮の聖真子権現（多紀理毘売命）のことで、本地を阿弥陀如来とする。

日吉大社白山宮の客人大明神（菊理媛神）のことで、本地を十一面観音とする。

日吉大社牛尾宮の八王子権現（大山咋神荒魂）のことで、本地を千手観音とする。

伏見稲荷大社の稲荷大明神（宇迦之御魂神）のことで、本地を如意輪観音とする。

住吉大社の住吉大明神のことで、本地を虚空蔵菩薩とする。

八坂神社の祇園大明神（牛頭天王）のことで、本地を薬師如来とする。

赤山禅院の赤山大明神（泰山府君）のことで、本地を地蔵菩薩とする。

建部大社の建部大明神のことで、本地を普賢菩薩とする。

御上神社の三上大明神のことで、本地を弥勒菩薩とする。

兵主大社の兵主大明神のことで、本地を不空羂索観音とする。

那波加神社の苗鹿大明神のことで、本地を毘沙門天とする。

吉備津神社の吉備大明神（吉備津大明神）のことで、本地を虚空蔵菩薩とする。

熱田神宮の熱田大明神のことで、本地を大日如来とする。

諏訪大社の上社、下社の諏訪大明神のことで、本地を普賢菩薩、文殊菩薩とする。

廣田神社の廣田大明神のことで、本地を勢至菩薩とする。

気比神宮の気比大明神のことで、本地を大日如来とする。

気多大社の気多大明神のことで、本地を大日如来とする。

鹿島神宮の鹿島大明神のことで、本地を十一面観音とする。

北野天満宮の北野大明神のことで、本地を十一面観音とする。

江文神社の江文大明神のことで、本地を弁財天とする。

貴船神社の貴布祢（船）大明神のことで、本地を不動明王とする。