勢至菩薩

勢至菩薩せいしぼさつ

Mahā-sthāma-prāpta

意味漢訳
勢至菩薩(せいしぼさつ)
大精進(だいしょうじん)
大勢至菩薩(だいせいしぼさつ)
得大勢(とくだいせい)
得大勢菩薩(とくだいせいぼさつ)
無辺光菩薩(むへんこうぼさつ)
音写漢訳
阿利也摩訶薩他摩鉢羅鉢(ありやまかさたまはらはた)
摩訶薩駄摩鉢羅鉢多(まかさたまはらはった)
摩訶那鉢(まかなはつ)

仏教における菩薩の一尊で八大菩薩や「二十五菩薩(にじゅうごぼさつ)」の一。梵名を「マハースターマプラープタ(Mahā-sthāma-prāpta)」といい、「大きな威力に達する」という意味を持つため勢至菩薩と称する。「観音菩薩(かんのんぼさつ)」とともに「阿弥陀如来(あみだにょらい)」の脇士であり、合わせて「阿弥陀三尊」と称される。智力による光で人間の悩みや迷いを除き、人々が悪道に染まることがないように助ける菩薩で、死に際して現われ人々を極楽に導くとされる。阿弥陀三尊像では右に勢至菩薩を、左に観音菩薩を据える場合が多く(観無量寿経に拠るもの、密教では反対に据える)、宝瓶を戴く。胎蔵界曼荼羅において観自在院に属し、その像容は肉色の身色で左手に開合蓮華(ないし未敷蓮華)を持ち、右手は親指と人差し指以外を曲げて胸に当て赤蓮華座に坐す。

密号は「持輪金剛(じりんこんごう)」、「持光金剛(じこうこんごう)」、「転輪金剛(てんりんこんごう)」、「空生金剛(くうしょうこんごう)」、種字は「सः(saḥ)」、「सं(saṃ)」、印相は未敷合掌、真言は「曩莫三滿多沒馱喃三髯髯索娑嚩賀」(大勢至菩薩真言・T0852)、「南麼三曼多勃馱喃參(なうまくさまんだぼだなんさん)」(得大勢真言・T0848)、三昧耶形は未敷蓮華。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-24