普賢菩薩ふげんぼさつ
Samantabhadra
仏教において理性を象徴する菩薩。「サマンタバドラ(Samantabhadra)」の漢名。「普賢大士(ふげんだいし)」とも称する。また音訳で「三曼多跋陀羅(さんまんたばだら)」とも称する。大乗仏教の数ある菩薩の中で特に仏の理性を示し、諸菩薩の上位に位置するとされる。女人往生を解いたとされ、極楽往生を願う女性達の篤い信仰を受けた。また、「全てが尽きてもこの願は尽きない」という「十大願(礼敬諸仏・称讃如来・広修供養・懺悔業障・随喜功徳・請転法輪・請仏住世・常随仏学・恒順衆生・普皆廻向)」を発した菩薩であり、この十大願は一切の菩薩の行願に通じるとされる。
文殊菩薩とともに釈迦如来の脇侍であり、釈迦如来の右に配される。一般的に合掌または独鈷を持った姿で白象の背の蓮華座に結跏趺坐した姿で表される。また眷属である十羅刹女を伴った姿で表されることもある。菩提心を象徴する金剛薩埵と同体とされることがある。胎蔵界曼荼羅では中央の大日如来を取り巻く中台八葉院に、金剛界曼荼羅では理趣会(りしゅえ)に列する。
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普賢菩薩(ふげんぼさつ)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v04p014
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain六齋日本尊の一尊(十四日)として
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普賢(ふげん)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v04p009
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain十三佛の一尊(四)として
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普賢菩薩(ふげんぼさつ)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p004
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain三十日秘仏の一尊(十四日)として
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普賢菩薩
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p011
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain二十五菩薩の一尊として。
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兒普賢
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p007
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain
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普賢菩薩
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p007
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain
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普賢菩薩
「諸尊図像鈔(写)(しょそんずぞうしょう)」(不明)より
ページ:v05p007
著者不明
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain
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普賢菩薩
1804
藤原行秀 写
「十王寫(じゅうおううつし)」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain十王図の第四幅に五官王の本地として描かれたもの。
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