十二宮

十二宮じゅうにぐう

Rāśi

メソポタミアを起源とする横道十二宮の考え方がインドの天文学・占星術を元として密教にとりいれられたもの。サンスクリットでは「ラーシ(Rāśi)="宮"の意」、「ラーシチャクラ(Rāśicakra)="宮の輪"の意」などといい、十二宮のほか「十二房(じゅうにぼう)」とも呼ばれる。太陽の天球の通り道を星座の名の元に12分したものであり、それぞれの宮は吉凶や種々の物事と関連付けられている。十二宮はすべてが月天の眷属とされ、胎蔵界曼荼羅の外金剛部院に四方に分けて配されるほか、星曼荼羅にも見られる。

《十二宮》
方位名称梵名

師子宮
ししぐう
シンハ
Siṃha

女宮
にょぐう
カニヤー
Kanyā

西

秤宮
ひょうぐう
トゥラー
Tulā

西

蝎宮
かつぐう
ヴリシュチカ
Vṛścika

西

弓宮
きゅうぐう
ダヌス
Dhanus

摩竭宮
まかつぐう
マカラ
Makara

瓶宮
べいぐう
クンバ
Kumbha

魚宮
ぎょぐう
ミーナ
Mīna

羊宮
ようぐう
メーシャ
Meṣa

牛宮
ごぐう
ヴリシャ
Vṛṣa

男女宮
なんにょぐう
ミスナ
Mithuna

蟹宮
かいぐう
カルカタカ
Karkaṭaka
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  • This Page Last Updated: 2022-04-04