禄存星

禄存星ろくぞんしょう

Lùcún xīng

仏教において北斗七星の一尊で第三星。陰陽道では「天璣(てんき)」と呼ばれる。西北を司り火曜水曜の精とされ、本地仏は東方にある円満世界の「金色成就如来(こんじきじょうじゅにょらい)」(→金色宝光妙行成就如来)あるいは不空羂索観音とされる。像容は「尊星王軌」をひいた「覚禅鈔」に拠れば、赤青色の身で左手に火珠を持つ。

種字は「क(ka)」、「रो(ro)」、「हुं(huṃ)」、真言は「唵婆羅多伽吽莎呵(おんばらたかうんそわか)」ないし「伽伽佐哩呵呵耶利莎呵(かかさりかかやりそわか)」。

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  • This Page Last Updated: 2022-03-27