カシエル
Cassiel, Casiel
- 別称
- カスティエル(Castiel)
「カッシエル」とも。中世のグリモアやアラン・カルデック(Allan Kardec)の「霊の書(Le Livre des Esprits)」などに言及される天使。「カフジエル(Kafziel, Cafziel)」、「カファエル(Caphael, Cafhael)」はカシエルの別称とされる。大天使(アークエンジェル)ないし能天使(パワー)に列され、サリム(大公)の一人とされる。
「ホノリウスの誓いの書」ではカファエルとして「ラファエル(Raphael)」、「ダルディエル(Dardiel)」、「フラタフェル(Hurathaphel)」(→フルタパル)とともに太陽の天使とされるが、同時にカフジエルとして「ボヘル(Bohel)」(→ボエル)、「ミクラトン(Michrathon)」(→マカタン)、「サトクィエル(Satquiel, Sathquyel)」とともに土星の霊(スピリット)とされる。「ヘプタメロン」や「メイガス(魔術師)」においてはマカタン、「ウリエル(Uriel)」とともに土星、土曜、第5天を主宰する天使とされる。「モーセ第6、第7の書」などによると第7天「アラボト(Araboth)」を(あるいは第6天より上を総じて)支配する天使とされる。「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第3部「聖パウロの術(アルス・パウリナ)」において黄道十二宮の360度のうち、射手座(人馬宮)の3度はカシエルの領域であり、黄道十二宮を四元素に分けた場合、牡牛座(金牛宮)、乙女座(処女宮)、山羊座(磨羯宮)が土の領域でウリエルが支配天使であり、カシエルは「サキエル(Sachiel)」、「アサシエル(Asasiel)」(→アサシエル)はその配下とされる。