バリエル

バリエル

Bariel

マグレガー・メイザース(Samuel Liddell MacGregor Mathers)の「ソロモンの大きな鍵(The Key of Solomon The King)」において、木星の第4のペンタクルにアドニエルとともに記される天使。また「ソロモンの小さな鍵(Lesser Key of Solomon)」第3部「聖パウロの術(The Pauline Art)」に拠れば、24時間のうち昼の11時「マネロイム(Maneloym)」を守護する支配天使とされる(→"時間の天使")。多くの公爵と従者、10種に分けられた5600の霊が支配下におり、そのうち、5人の主位公爵天使の「アルマリゼル(Almarizel)」、「プラシニエル(Prasiniel)」、「カドロス(Chadros)」、「トゥルミエル(Turmiel)」、「ラミエル(Lamiel)」、および10人の下位公爵天使の「メナフィエル(Menafiel)」、「デマソル(Demasor)」、「オマリー(Omary)」、「ヘルマス(Helmas)」、「ゼモエル(Zemoel)」、「アルマス(Almas)」、「ペルマン(Perman)」、「コミアル(Comial)」、「テマス(Temas)」、「ラニフィエル(Lanifiel)」は、それぞれ1100人の従者を持つという。ただしアーサー・エドワード・ウェイト(Arthur Edward Waite)の「儀礼魔術の書(Book of Ceremonial Magic)」 ではアルマス以降はリストに載っていない。

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  • This Page Last Updated: 2025-08-31