ハヤグリーヴァ

Hayagriva

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説明

インド神話においてヴィシュヌのとったアヴァターラ(化身)の一つ。名前は「馬の首」を意味し、名前通り、馬の頭を持った獣頭人身の姿で現される。古代インドの聖典『ヴェーダ』が2人のダイティヤに盗まれた際、ヴィシュヌがそれを取り返すためハヤグリーヴァの姿をとったとされる。仏教にも馬頭観音としてとりいれられ、アヴァローキテーシュヴァラの恐ろしい側面を表すとされた。

関連項目

キーワード

参考文献

  • 07ヴィジュアル版
    世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
    • 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
    • 著者:レイチェル・ストーム
    • 翻訳:山本史郎、山本泰子
    • 発行者:成瀬雅人
    • 発行所:株式会社原書房

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