持国天

持国天じこくてん

Dhṛtarāṣṭra

意味漢訳
持国天(じこくてん)
持国天王(じこくてんのう)
治国天(じこくてん)
東方天(とうほうてん)
音写漢訳
地利多羅瑟吒羅囉惹(じりたらしたららしゃ)
第黎多曷羅殺吒羅(だいらいたからさったら)
提多羅吒(だいたらた)
提頭頼吒(だいとらた)
提頭頼吒天(だいずらたてん)
頭頼吒(ずらいた)

仏教において四方を守護する「四天王(してんのう)」の一尊で東方の守護神として知られる。サンスクリット名では「ドゥリタラーシュトラ(Dhṛtarāṣṭra)」と呼ばれ、「持続する王国を持つ者」と訳せるところから持国天と称する。また東方を守護することから「東方天(とうほうてん)」とも称する。名前の通り国家安泰の功徳があるとされる。須弥山の東方中腹に住む。一般的に忿怒形に赤い体に鎧をまとい、右手に宝珠、左手に刀を持った姿で表される。「帝釈天(たいしゃくてん)」の眷属であり、自身は「八部鬼衆(はちぶきしゅう)」の「乾闥婆(けんだつば)」と「毘舍闍(びしゃじゃ)」を従える。また十六善神にも名前が連ねられる。東方の守護神として、胎蔵界曼荼羅でも外金剛部院の東方(上)中央に配置される。

種字は「धृ(dhṛ)」、「त्रि(tri)」、三昧耶形は刀。

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  • This Page Last Updated: 2026-02-24