ロワラニ
Lowalangi, Lawalangi
インドネシアのニアス島における至高神。ロワラニの名は誓文などのなかに使われる。天上に住みあらゆる善きものの源泉であり、太陽や光はロワラニの一部とされる。ロワラニの敵対者は兄であるラツレ・ダノーで、ラツレ・ダノーが死と疫病の源泉であることと対比している。
生と死の支配者であり、全知にして人間の創造者でもある。従って人間はロワラニの所有物であるため、人間が自分達の所有物である豚を大切にすればロワラニは人間を大事にしてくれると考えられている。ロワラニの聖獣は雄鶏、ライノー鳥、鷲とされている。
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