日光菩薩にっこうぼさつ
Sūrya-prabha
仏教において月光菩薩とともに薬師如来の脇侍される。梵名を「スーリヤプラバ(Sūrya-prabha)」という。また「日照王菩薩(にっしょうおうぼさつ)」、「日光遍照(にっこうへんじょう)」とも呼ばれる。薬師如来の左脇に侍立し、蓮上の日輪(太陽)を左手に持つ。薬師如来を中心として月光菩薩と対照的なポーズをしていることが多く、単独で造像されることはまずない。薬師如来の病を治す力を補助する菩薩であり、千の光明を発して病を打ち消すとされる。
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日光菩薩(につくわうぼさつ)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p005
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain三十日秘仏の一尊(十九日)として
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日照王菩薩
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p012
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain二十五菩薩の一尊として。
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