ナット

ナット

Nat

ミャンマー神話における、意地の悪い精霊の総称。ナット達には絶えず警戒が必要であり、供物や生贄を捧げることによって彼らをなだめることが必要だとされる。彼らは主に森林地帯にいて、最高三十七人の首領が存在しており、その上にはナットの王がいるとされる。ナットはいくつかの集団に分けられており、樹木に住む「アカカソー(Akakasoh)」、「シェッカソー(Shekkasoh)」、「ブーマソー(Boomasoh)」、「フミン(Hmin)」、空中に住む「シッタ(Shitta)」、「ジャーン(Jān)」、「シンラップ(Sinlap)」、「ムー(Mu)」、「ムボーン(Mbōn)」、他にも水田に住む「サバ=レイッピャ(Saba-leippya)」、星に宿る「シエン(Thien)」、動物の守護霊とされる「トリクラット(Trikurat)」、王室の財産を守っているとされる「ナット・タミ(Nat Thami)」など、多彩なナットが存在する。

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  • This Page Last Updated: 2016-01-04