ナントゥル

ナントゥル

Nantur

テュアナのアポロニウス(Apollonius of Tyana)が著したとされる「ヌクテメロン(Nuctemeron)」中の「魔術的黄道十二宮に類似する十二の象徴的な時間」を支配する守護霊(Genius)、いわゆる「時間の鬼神」の一人。8時の霊の一人で著述を司る。

8時の霊はナントゥルをはじめとしてトグラス(財宝)、ザルブリス(治療)、アルフン(鳩)、トゥキファト(計画ないしシャミール(Schamir=魔法の石、ないし石の虫、ないし石の葉))、ジズフ(神秘)、クニアリ(連想)、と7人がいるがこれらの霊はすべて真の魔術師に従う霊だとされる。

地域・カテゴリ
文献
  • This Page Last Updated: 2017-08-26