メタトロン
Metatron
ユダヤ教、キリスト教における重要な天使。「メトラトン(Metratton)」、「ミトロン(Mittron)」、「メタラオン(Metaraon)」、「メラトン(Merraton)」などの別称を持つが、「タルムード」などによれば72の別名を持っているともされる。名前は「メタトロオニス(王座にはべるもの)」を語源としている。終末に7つのラッパを吹き鳴らす七天使のうち、特定されていない3人の候補の一人。キリスト教では詳細不明のミステリアスな天使とされているが、ユダヤ教、特にカバラ思想を掲げる「ゾハル」の信奉者達の間では「神の代理人」として重要視される。
「第3エノク書(ヘブライ語エノク書)」によれば「アナフィエル(Anafiel, Anaphiel)」に次いで長身で巨躯であり、足を地上につけながら頭は天に届くという。人間と神を直接繋ぐ役目を担っているされ、神の書記官「サンダルフォン(Sandalphon)」とは双子の兄弟とされている。