金剛鉤菩薩

金剛鉤菩薩こんごうこうぼさつ

Vajrāṅkuśa

仏教において菩薩の一尊。サンスクリット名を「ヴァジュラーンクシャ(Vajrāṅkuśa)」といい、「嚩日羅矩捨(ばじらくしゃ)」などと音写する。また「金剛鉤(こんごうこう)」、「金剛鉤召菩薩(こんごうこうじょうぼさつ)」などの名でも呼ばれる。大日如来から流出した鉤心の表れであり、一切衆生を「鉤」をもって釣り利益する仏尊とされる。金剛界曼荼羅において四攝菩薩の一尊であり、外廓の東方(下側)に配される。

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  • This Page Last Updated: 2018-11-25