金剛愛菩薩

金剛愛菩薩こんごうあいぼさつ

Vajrarāga

仏教において菩薩の一尊。サンスクリット名を「ヴァジュララーガ(Vajrarāga)」といい、「縛日羅羅誐(ばじららぎゃ)」と音写する。また訳して「金剛愛(こんごうあい)」と呼ばれることもある。大悲愛染の徳を具象化した仏尊であり、一切衆生を愛憐し慈悲の目をもって一切の魔、一切の煩悩(いわゆる三毒)を射すという。金剛界曼荼羅では十六大菩薩の一尊として東輪阿閦如来の南方(左側)に配される。

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  • This Page Last Updated: 2021-04-21