巨門星こもんしょう
Jùmén xīng
仏教において北斗七星の一尊で第二星。「巨文星(こもんしょう)」とも呼ばれる。また陰陽道では「天璇(てんせん)」と呼ばれる。西を司り月曜と火曜の精とされ、本地仏は東方にある妙宝世界の「光音自在如来(こうおんじざいにょらい)」(→宝月智厳光音自在王如来)あるいは馬頭観音とされる。像容は「尊星王軌」をひいた「覚禅鈔」に拠れば、白黄色の身で左手に月を持つ。
種字は「त्रं(traṃ)」、「रो(ro)」、「हुं(huṃ)」、真言は「唵倶魯陀羅尼吒娑婆呵(おんくろだらにたそわか)」ないし「帰命多羅多羅賀尼莎呵(きみょうたらたらかにそわか)」。
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巨文星(こうんしやう)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p013
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain北斗(北斗七星)の一尊(第二)として
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巨文星
「大正新脩大藏經図像部 第7巻」
京都教王護国寺蔵「火羅圖」より
大蔵出版
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