神世七代

神世七代

かみよななよ

日本記紀神話において、天地開闢から現われた七代に渡る神を神世七代、或いは「天神七代(てんじんしちだい)」と称する。造化の三神別天神といった3,5,7の奇数によって分けられた観念の3番目の「7」にあたり、これは奇数を陽数として尊ぶ中国の思想を反映したものであると考えられている。

《神世七代》
一代
国之常立神
くにのとこたちのかみ
二代
豊雲野神
とよくもののかみ
三代男:
宇比地邇神
うひじにのかみ
女:
須比智邇神
すひじにのかみ
四代男:
角杙神
つのぐいのかみ
女:
活杙神
いくぐいのかみ
五代男:
意富斗能地神
おおとのじのかみ
女:
大斗乃弁神
おおとのべのかみ
六代男:
於母陀流神
おもだるのかみ
女:
阿夜訶志古泥神
あやかしこねのかみ
七代男:
伊邪那岐命
いざなぎのかみ
女:
伊邪那美命
いざなみのかみ
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  • This Page Last Updated: 2022-04-07