樋速日神
ひはやひのかみ
- 古事記
- 樋速日神(ひはやひのかみ)
- 日本書紀
- 熯速日神(ひはやひのかみ)
- 熯速日命(ひはやひのみこと)
- 熯之速日命(ひのはやひのみこと)
- 先代旧事本紀
- 槌速日神(つちはやひのかみ)
- 出雲国風土記
- 樋速日子命(ひはやひこのみこと)
- その他
- 樋速日尊(ひはやひのみこと)
「古事記」、「日本書紀」、「先代旧事本紀」、「出雲国風土記」などに言及される、記紀神話における、刀剣と雷、或いは雷によっておこる火(古く雷は太陽から火を運ぶとされた)を象徴する神。「ヒ」は乾くこと、或いは太陽を、「ハヤヒ」は霊威を示すと考えられる。樋速日神の誕生は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」を切った時の血から生まれた、或いは「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「須佐之男命(すさのおのみこと)」の誓約(うけい)の際生まれた、また或いは「甕速日神(みかはやひのかみ)」の子などと諸伝あるが、いずれにしても刀や刀の神がその誕生に関わっており、刀と火、雷の関連性を示すものと考えられる。「日本書紀」では「建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)」の親とされている。