樋速日神

樋速日神

ひはやひのかみ

日本記紀神話における、刀剣と雷、或いは雷によっておこる火(古く雷は太陽から火を運ぶとされた)を象徴する神。「古事記」では「樋速日神」、「日本書紀」では同訓で「熯速日神」と記されている。「ヒ」は乾くこと、或いは太陽を、「ハヤヒ」は霊威を示すと考えられる。樋速日神の誕生は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」が「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」を切った時の血から生まれた、或いは「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「須佐之男命(すさのおのみこと)」の誓約(うけい)の際生まれた、また或いは「甕速日神(みかはやひのかみ)」の子などと諸伝あるが、いずれにしても刀や刀の神がその誕生に関わっており、刀と火、雷の関連性を示すものと考えられる。「日本書紀」では「建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)」の親とされている。

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  • This Page Last Updated: 2026-01-28