師子宮(ししぐう)

Siṃha

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説明

密教の宿曜道における十二宮の一つ。サンスクリット名を「シンハ(Siṃha)」といい、ライオン(獅子)を意味することから師子宮、「獅子宮(ししぐう)」、「師子神主(ししじんしゅ)」と訳すほか、音から「{x26085}呵(しんか)」とも呼ばれる。西洋占星術における獅子座にあたり、期間としては立秋から処暑に至るまで(7月から8月にかけて)を指す。また二十七宿の星宿張宿翼宿にあたる。官位や財福を司るとされ、胎蔵界曼荼羅では北方(左側)に獅子の姿で描かれる。

画像一覧

師子宮

国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 天之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

獅子宮(ししきう)

「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p017
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : pubric domain

十二宮(十二宮)の一尊(二)として

関連項目

キーワード

参考文献

  • 34Books Esoterica エソテリカ事典シリーズ
    仏尊の事典 壮大なる仏教宇宙の仏たち
    • 編集:増田秀光
    • 発行者:中村雅夫
    • 発行所:株式会社学習研究社
  • 47密教辞典
    • 編集:佐和隆研
    • 発行者:西村七兵衛
    • 発行所:株式会社法藏館

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