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説明
仏教において北辰(北極星)つまり妙見菩薩の眷属とされる、北天に柄杓型に並ぶ7つの星。「ほくとしちせい」とも読む。単に「北斗(ほくと)」と呼ぶほか「北斗七星尊(ほくとしちしょうそん)」、「北斗七女(ほくとしちにょ)」とも呼ばれる。また北極星ないし武曲星(ミザール星)付近の「輔星(ほしょう)」(アルコル星)を北辰として加え、「北斗八女(ほくとはちにょ)」、「北斗八星(ほくとはちしょう)」の名でも呼ばれる。
北斗七星は日と月及び五星、つまり七曜の精であり、八方をその光で照らすことによって諸天を輝かし衆生を正しく導くとされる。また善悪や禍福を司るとされ北斗七星を供養すれば長寿や除災の効があるとされる。
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関連項目
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参考文献
- 34Books Esoterica エソテリカ事典シリーズ仏尊の事典 壮大なる仏教宇宙の仏たち
- 編集:増田秀光
- 発行者:中村雅夫
- 発行所:株式会社学習研究社
- 47密教辞典
- 編集:佐和隆研
- 発行者:西村七兵衛
- 発行所:株式会社法藏館
- 57佛教大辭典
- 著者:望月信了
- 発行者:坂田良弘
- 発行所:佛教大辭典發行所