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説明
インド神話の「ヴィシュヴァカルマン(Viśvakarman)」が仏教に取り入れられ、漢字に音訳されたもの。他に「毘首建磨(びしゅけんま)」、「毘首羯磨天(びしゅかつまてん)」、「毘湿縛羯磨(びしばかつま)」、意訳して「妙匠(みょうしょう)」、「巧化師(こうけし)」、「種種工巧(しゅじゅくぎょう)」、「工巧天(くぎょうてん)」とも称する。帝釈天の配下として三十三天(忉利天)に住する神で、彫刻、工芸、建築などの美術を司る神とされる。金剛界曼荼羅中の金剛業菩薩は毘首羯磨と同体とされる場合がある。
参考文献
- 57佛教大辭典
- 著者:望月信了
- 発行者:坂田良弘
- 発行所:佛教大辭典發行所