徳叉迦龍王とくしゃかりゅうおう Takṣaka 仏教における八大竜王の第五尊。インド神話のナーガラージャであるタクシャカが仏教に取り込まれたもの。「徳叉迦」はサンスクリット名を漢字に音訳したもの。また「多舌(たぜつ)」、「両舌(りょうぜつ)」、「現毒(げんどく)」、「視毒(しどく)」とも呼ばれ、怒って見つめられればその者は命を落としてしまう、といった猛毒を持つとされる。 関連項目 吉祥天 地域・カテゴリ インド亜大陸 仏教 キーワード 病気・毒 文献 46 47