北欧神話において地下世界の住む小人の一族。スヴァルトアールヴと同一視される。「ドワーフ(Dwarf)」はドヴェルグが英語化されたもの。ドヴェルグには男しか存在せず、子孫は粘土をこねて作られる。その姿は醜く頭でっかちで、膝までつくほど長い腕をもち長いあごひげを蓄えているとされる。鍛冶や細工の能力に長けており、自分の作ったものに魔法的な能力を宿すことができた。オーディンの神槍グングニルや、フレイの持つ魔法の船スキーズブラズニル、トールの持つ神槌ミョルニルなどは全てドヴェルグの手によるものだとされる。
- 関連項目
- アウストリ
- デックアールヴ
- ドゥエンデ
- フェンリル
- ノルズリ
- シフ
- スズリ
- ヴェストリ