ドビエル
Dobiel
- 別称
- ドゥビエル(Dubbiel, Dubiel)
キリスト教における天使の一人。「ドゥビエル(Dubbiel,Dubiel)」とも呼ばれる。名前は「熊の神」の意。新約聖書「マタイによる福音書」や「タルムード」のミシュナー中モエードのヨマーなどに言及される。70(ないし72)の諸民族にそれぞれいるとされる守護天使のうち、名前が明らかになっている四天使の一人で、ペルシアを守護するとされる。「ガブリエル(Gabriel)」がドビエルにとの勝負に負けたとき、ガブリエルの代わりに21日間天上の職務を果たしたという。イスラエルの守護天使である「ミカエル(Michael)」を除くすべての守護天使が民族の偏見のため堕落したとされるため、当然ドビエルも堕天したと考えられる。
グリモア「レメゲトン(ソロモンの小さな鍵)」の第2部「テウルギア・ゴエティア」では霊(スピリット)として、東南の王である「カムエル(Camuel)」に仕える10体の夜の霊の一人とされる。またドビエルの名は「ステガノグラフィア(秘密書法)」にも言及される。