滝見観音
たきみかんのん
仏教において変化観音(→観音菩薩)の一種であり三十三観音の一尊。 妙法蓮華経にある「火坑変成池(かきょうへんじょうち)」を含む一節「仮使興害意/推落大火坑/念彼観音力/火坑変成池(=たとえ害意に晒され、大火坑に推し落とされたとしても、彼の観音の力を念ずれば、火坑は変じて池と成る)」に対応する仏尊とされる。名前の通り断崖に座し滝を見る姿で描かれる。
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瀧見觀音
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p015
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain三十三観音の一尊として。