建日向日豊久士比泥別
たけひむかひとよくじひねわけ
- 古事記
- 建日向日豊久士比泥別(たけひむかひとよくじひねわけ)
- 先代旧事本紀
- 豊久士比泥別(とよくじひねわけ)
「古事記」、「先代旧事本紀」に言及される記紀神話における地霊。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」による国産みの際生まれた14島の4番目で大八島に属する筑紫島のうち、肥国(ひのくに)つまり現在の佐賀県・長崎県・熊本県あたりの地方を神格化した存在。「先代旧事本紀」では「豊久士比泥別(とよくじひねわけ)」として日向国(宮崎県)があてられる。神名の意味は判然としないが、「久士比(くじひ)」は「奇霊(くしび)」つまり霊妙な様を表すと思われる。長崎県雲仙市千々石町の「温泉神社(うんぜんじんじゃ)」では「白日別(しらひわけ)」、「豊日別(とよひわけ)」、「速日別(はやひわけ)」、「建日別(たけひわけ)」、「豊久士比泥別(とよくじひねわけ)」(→建日向日豊久士比泥別)の五柱を祀る。