建葉槌命

建葉槌命

たけはづちのみこと

「日本書紀」や「古語拾遺」などに言及される神。「建葉槌神(たけはづちのかみ)」、「武羽槌命(たけはづちのみこと)」、「武羽槌雄命(たけはづちのおのみこと)」、「天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)」、「天羽雷命(あめのはづちのみこと)」などの名前でも呼ばれる。高天ヶ原に従わない星神「天津甕星(あまつみかぼし)」を服従させるために「経津主神(ふつぬしのかみ)」、「建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)」の二神に加えて更に派遣された神で、この神によって天津甕星は服従するに至った。倭文(しとり、しずり=縞や紋様の入った布)の神とされ、古語拾遺に拠れば「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の岩戸隠れにおいて文布(あやぬの)を織って供物とした神で、機織を生業とする倭文氏の遠祖であるとされる。「天日鷲神(あめのひわしのかみ)」の御子神とされる場合がある。

全国にある「倭文神社(しずりじんじゃ)」、あるいはそれに類する「葛木倭文座天羽雷命神社(かつらきしとりにいますあめのはいかづちのみことじんじゃ)」、「静神社(しずじんじゃ)」といった神社はこの建葉槌命を主祭神とて祀っている。

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  • This Page Last Updated: 2017-02-21