泰山王たいざんおう
Tài-shān wáng
仏教や道教において地獄で審判を行うとされる、十王の一人としての泰山府君の名称。七七日の審判を司るとされ、「泰山府君玄徳妙生真君(たいざんふくんげんとくみょうせいしんくん)」、「太山王(たいせんおう)」の名でも呼ばれる。熱悩地獄の主とされ、薬師如来を本地とし、法衣と法冠を身に着け前に紙を置き筆を持った姿で表される。
- 画像
-
- 画像を開く
-
太山王(たいさんわう)
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p026
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain十王(十王經之說)の一尊(第七)として
-
- 画像を開く
盡七日薬師如来 泰山王
1804
藤原行秀 写
「十王寫(じゅうおううつし)」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain※「盡七日=尽七日(じんしちにち)」は七七日ないし四十九日のこと。
- 地域・カテゴリ
-
- キーワード
-
- 文献