大明白身菩薩

大明白身菩薩だいみょうびゃくしんぼさつ

Gaurīmahāvidyā

密教における菩薩の一尊。サンスクリット名を「ガウリーマハーヴィドヤー(Gaurīmahāvidyā)」といい、「大明白身菩薩」と漢訳する。「ガウリー(Gaurī)」とはシヴァの妻パールヴァティーの別神格に対する名称で「白く輝く者」といった意味を持つ。胎蔵界曼荼羅の観音院(蓮華部院)の第一列(向かって右列)東方(上方)より第六位に配する。その像容は左手に開敷蓮華、右手に与願印にした姿で表される。印相は蓮華合掌して掌を開く(親指と小指は開く)。種字は「स(sa)」、密号は「放光金剛(ほうこうこんごう)」、「常浄金剛(じょうじょうこんごう)」、三昧耶形は開敷蓮華。真言は「摩訶半納迷計吽嚕吽嚕莎訶」

画像
大明白身菩薩の画像[1]サムネイル
地域・カテゴリ
キーワード
文献
  • This Page Last Updated: 2022-02-03