孫婆菩薩そんばぼさつ
Śumbha
仏教における「菩薩(ぼさつ)」ないし「明王(みょうおう)」の一尊。サンスクリット名を「シュンバ(Śumbha)」といい、音写で孫婆菩薩と称する。「シュンバ」とはインド神話において「アスラ(Asura)」に属する者の名称。この音写により孫婆菩薩、「孫婆明王(そんばみょうおう)」、「送婆大忿怒明王(そうばだいふんぬみょうおう)」、「素婆明王(そばみょうおう)」といい、「降三世明王(ごうさんぜみょうおう)」と同体とされ十忿怒明王に数えられるが降三世明王と像容は一致しない。胎蔵界曼荼羅の金剛手院で「金剛拳菩薩(こんごうけんぼさつ)」の脇侍として左下に配される。種字は「गृ(gṛ)」。
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![孫婆菩薩の画像[1]](/img/space.png)
孫婆菩薩
国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 地之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain胎蔵界曼荼羅金剛手院における図像。肉色の身色で天衣を身に着け、左手は牙印、右手は独鈷杵を持ち蓮華に坐す。
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