精螻蛄
しょうけら
日本において、庚申待(こうしんまち)の夜に、人々が行事の規則を守っているかどうかを見回ると言われる妖怪。庚申待とは三尸の難をよけるために「帝釈天(たいしゃくてん)」、「青面金剛(しょうめんこんごう)」、または「猨田毘古神(さるたびこのかみ)」を徹夜で祀るもの。鳥山石燕の「画図百鬼夜行」では、人々が規則を守っているかどうか、屋根の天窓から覗き込んでいる精螻蛄の姿が描かれている。その姿は逞しい「鬼(おに)」のものであり、手の指は3本で鉤爪が生えている。規則を守ればこの鬼に罰を与えられると信じられた。
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![精螻蛄の画像[1]](/img/space.png)
天窻の笑囅(ひきまどのせうけら)
一寿斎芳員画「百種怪談妖物雙六」より
国立国会図書館蔵
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