十六大菩薩 じゅうろくだいぼさつ 仏教において金剛界曼荼羅の四方四仏に侍る親近四尊を合わせた16尊の総称。成身会、微細会、供養会、降羯摩会(金剛薩埵を除く)に配される。また四印会では各方位の代表として金剛薩埵、金剛宝菩薩、金剛法菩薩、金剛業菩薩が配され、理趣会では金剛薩埵が主尊として中央に配される。 胎蔵界曼荼羅の金剛手院には、十六大菩薩のうち金剛薩埵、金剛王菩薩、金剛牙菩薩、金剛拳菩薩が配される。 《十六大菩薩》方位主尊名称東輪阿閦如来あしゅくにょらい金剛薩埵こんごうさった金剛王菩薩こんごうおうぼさつ金剛愛菩薩こんごうあいぼさつ金剛喜菩薩こんごうきぼさつ南輪宝生如来ほうしょうにょらい金剛宝菩薩こんごうほうぼさつ金剛光菩薩こんごうこうぼさつ金剛幢菩薩こんごうどうぼさつ金剛笑菩薩こんごうしょうぼさつ西輪阿弥陀如来あみだにょらい金剛法菩薩こんごうほうぼさつ金剛利菩薩こんごうりぼさつ金剛因菩薩こんごういんぼさつ金剛語菩薩こんごうごぼさつ北輪不空成就如来ふくうじょうじゅにょらい金剛業菩薩こんごうごうぼさつ金剛護菩薩こんごうごぼさつ金剛牙菩薩こんごうげぼさつ金剛拳菩薩こんごうけんぼさつ 関連項目 普賢延命菩薩 地域・カテゴリ インド亜大陸 仏教 キーワード 表有り 文献 44 47