サハリエル Sahariel 旧約聖書偽典「第2エノク書(スラブ語エノク書)」においてアザゼルやシェミハザなどの天使と共に人間の娘と結婚し知識を与えるという大罪を犯したグリゴリの一員。「アスデレル(Asderel)」、「アスレデル(Asredel)」、「アスラデル(Asradel)」、「シャリエル(Shariel)」の名でも呼ばれる。またサハリエル自体がアラジエルの別称ともされる。月の満ち欠けやその運行に関する知識、またシリア文字による呪縛魔術(金縛り術)などの知識を人間に与えたとされる。 地域・カテゴリ ヨーロッパ全般 キリスト教・ユダヤ教 文献 12 13