六時観音ろくじかんのん
Liù-shí guān-yīn
仏教において変化観音(→観音菩薩)の一種であり三十三観音の一尊。観音菩薩が姿を変えて人々を救済するという「三十三応現身」のうちの「居士身(こじしん)」にあたる仏尊とされる。昼夜六時に渡って常に衆生を救済するとされる(「昼夜六時」とは一日を六分する考え方)。梵莢を持って立った姿で描かれる。
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六時觀音
「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v02p018
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : public domain三十三観音の一尊として。