ラークシャサ Rakshasa, Rākṣasa ヒンドゥー教において悪鬼で半神とされる一群のこと。女のラークシャサはラークシャシーと呼ばれる。身内には親切で忠実だが、仲間以外には貪欲で好色で凶暴な面を見せるという。ブラフマーの足から生まれたとも、聖仙カシュヤパの子孫だとも言われ、ヴィシュヴァカルマンの作った荘厳な都市にすんでいる。無害であるヤクシャもラークシャサに含まれるが、多くは神々の敵とされる。仏教においては漢訳で「羅刹(らせつ)」と称される。 関連項目 八部鬼衆 十二天 クベーラ ピシャーチャ ラーヴァナ 天 地域・カテゴリ インド亜大陸 インド神話・ヒンズー教 インド亜大陸 仏教 文献 03 07