ゲルマン神話において、ドワーフによく似た地の精霊。太っていて小さく醜い姿をしているとされる。修道士の服を着た老人の姿をしており、土や木の中に姿を消すことができるという。地下の採掘場や鉱山などにいて、財宝を守っているという。
また錬金術師のパラケルススによって定義されたエレメンタル(四大精霊)の一種族でもあり、四大元素のうち「土」を司る精霊とされる。このノームはやはり小さな老人として描かれるが、巨人の大きさにもなれるという。欲深く悪意を持ったみすぼらしい精霊であるとされる。
- 関連項目
- モナケット
- ナン