野椎神

野椎神

のづちのかみ

日本記紀神話に見える野と草を司る女神。「鹿屋野比売神/鹿屋姫神(かやのひめのかみ)」、「草野姫/草姫(かやのひめ)」、「野槌(のづち)」といった名前でも呼ばれる。伊邪那岐命伊邪那美命の御子神、三十五神の一人であり、山の神である大山津見神の妹でありまた妻でもあるとされる。大山津見神との間に天之狭土神国之狭土神天之狭霧神国之狹霧神天之闇戸神国之闇戸神大戸惑子神大戸惑女神の八柱の子をもうけた。この八神はいずれも親の特徴を受け継ぎ山野の風景や現象を神格化した神だが、三十五神に数えられている。

地域・カテゴリ
文献
  • This Page Last Updated: 2016-11-10