ミトラ Mitra インド神話の神で、アーディティヤ(アーディティ参考)と呼ばれる神群の首領であるヴァルナと不可分の関係にある。その名はサンスクリット語で「計量者」を意味し、歳月や人間関係を計る者として太陽神及び契約、正義の神とされた。「リグ・ヴェーダ」の中でミトラにささげられた独立賛歌は一篇のみであるが、それによれば、彼は恩恵に富み、困厄から人を救い、広大にして威力があり、瞬きすることなく人間を監視するという。また人を合意、一致に導くという。 関連項目 クシャスラ 弥勒菩薩 デミウルゴス 地域・カテゴリ インド亜大陸 インド神話・ヒンズー教 キーワード 太陽 文献 01 07