グイン・アップ・ニーズ Gwyn ap Nudd, Gwynn ap Nudd, Gwynn mab Nud 「グウィン・アプ・ニーズ」とも。イングランドのウェールズ地方において妖精の種族「タルイス・テーグ」の王。名称は「"Nudd"の息子の"Gwyn"」を意味する。アラウンやハヴガンと同じく、異界ないし冥界である「アンヌン(Annwn, ないしアンヌヴン(Annwfn))」の支配者の一人とされる。グラストンベリーにある「トー(Tor)」という丘は、グイン・アップ・ニーズの住処がある島とされていた(かつて周囲は湿地帯であり、丘は島のように見えた)。 地域・カテゴリ 西ヨーロッパ イングランド伝承 キーワード 死・冥界 文献 42 62