黒歯

黒歯こくし

Makuṭadantī

仏教において普賢菩薩の眷属とされる十羅刹女の一人。「施黒(せこく)」とも呼ばれる。サンスクリット名を「マクタダンティー(Makuṭadantī="黒い歯"の意)」といい、歯牙が黒いためにこう呼ばれるとされる。本地は大日如来とされ、胸の前で右手の手のひらを前に開き、左手に旗を持った姿で表される。また別伝では福徳を生じる意をもって水瓶を持つという。

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  • This Page Last Updated: 2021-07-03