金山毘古神
かなやまびこのかみ
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- 金山比古神(かなやまひこのかみ)
- 金山比古命(かなやまひこのみこと)
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- 金山毘古尊(かなやまびこのみこと)
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- 金山毘古命(かなやまびこのみこと)
「古事記」、「日本書紀」、「先代旧事本紀」、「延喜式」、「続日本後紀」などに言及される鉱山を守護する神。「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」の御子神「三十五神(みそぢまりいつはしら)」の一柱で、伊邪那美命が「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」を産んで苦しんだ際に吐(たぐり=嘔吐物)から「金山毘売神(かなやまびめのかみ)」と共に生まれた。鉱石を溶かした時にできるかすを「金屎(かなくそ)」と言うが、その金屎が嘔吐物に似ていることから想像された神と考えられる。
金山を始めとするすべての鉱山と、鍛冶、製鉄などの金属を扱う職業を守護する神として現在も信仰されている。岐阜県不破郡の式内社「南宮大社(なんぐうたいしゃ)」(「延喜式」では「仲山金山彦神社」と呼称)は金山毘古神を主祭神とする。秋田県湯沢市の「金山神社(かなやまじんじゃ)」や神奈川県川崎市の「若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)」の境内社「金山神社(かなやまじんじゃ)」など、全国の「金山神社」で多く金山毘売神とともに祀られる。