カカベル
Kakabel
旧約聖書外典「第1エノク書」や「天使ラジエルの書」などに見える天使ないし堕天使。「カウカベル(Kawkabel)」、「カバイエル(Kabaiel)」、「カビエル(Kabiel)」、「コカビエル(Kokabiel)」、「コカブ(Kochab)」、「コカブリエル(Kokhabriel)」、「コクビエル(Kochbiel,Kokbiel)」などはカカベルの別称とされる。名前は「神の星」を意味する。星と星位を司る天使であり、仲間たちに占星術を享受する職務に就いている。また彼には365,000の奉仕天使が配下にあり、カカベルはこれらの配下に第2天「ラクィア(Raqia)」から命を出すことによって星を運行していたという。堕天した後もこの365,000の奉仕天使は(堕天使として)配下にあるとされる。
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